もくじ
1.ガクチカとは?
2.自己PRとは別物
3.何も頑張ってない人?
4.絶対守ってほしいこと
ガクチカで迷っている人に読んでほしい、抑えておきたいポイント!!
「学生時代に頑張ったこと、力を入れたこと」通称ガクチカ。何を記載したら良いのだろう・・・そう思うかたも多いと思います。
結論から言います。
「エピソードはなんでも良いです」
サークルでも、アルバイトでも、趣味でも、なんでも構わないのです。大切なのはそのエピソードであり、そこで何を学んだのか?学んだことが企業に生かせるか?そして失敗したことがあるか?企業はそれを知りたいのです。
学生時代の頑張ったこと=ガクチカですが、正確には学生時代に頑張ったことから、なにを学んでいるか?です。私の支援した学生の中で、ガクチカが書けない(頑張ったことが何もない)という学生さんがいらっしゃいました。面談の中でガクチカ内容を相談し、その学生は希望する一部上場企業の内定を獲得しました。内容ではない、本質を伝えて行くことが重要なのです。
ガクチカと自己PRは別物です。企業が求める答えが違います。質問に対して企業はなにを知りたがっているか?考えてみましょう。
ガクチカは上記で説明していますから、自己PRに注目します。
言葉の通り自分のアピールです。今までの経験から自分の能力を伝えることです。ガクチカで得た学びや経験、そこから身に付けた能力をアピールするだけです。もちろんガクチカで記載していること以外も記載することもあるでしょう。
そこに経緯は必要ないのです。「自分のアピールポイントは○○○で、○○○をすることができる」それを文章化して行くのが自己PRです。
ガクチカと内容がリンクしていると、ある程度ストーリーが完成するので、読み手も読みやすいESとなるでしょう。
なにも頑張っていない・・・なにも書けない・・・気持ちわかります。ただ少し振り返りましょう。なにも頑張ってない人はいません。
ここで実例を上げていきます。ここでご紹介するのは、全て内定を獲得している例です。
・授業に遅刻しないように自己管理
・お酒が好きだから、全国のお酒を飲み歩く
・趣味がゲームのため、ゲームを毎日やり続ける
・3年生は毎月アルバイトで10万円稼ぐ
・禁煙をしている
・スマートフォンに依存しない
これは実例です。これは頑張ったことなのか?という疑問があるかたもいるかもしれません。しかし、これを記載した学生もしっかりと内定を獲得しています。この上記をどう表現するか?です。
だらしがない人間だと思われないためにどう表現するか?それを考えてみてください。
お酒が趣味・・・お酒を飲むとどうなるか?ある意味危険ワードです。それを払拭する表現をしたほうがいいでしょう。趣味がゲーム・・・この学生がやっていたゲームはチームを作ってプレイするとのこと。つまりは役割があり、その中でもリーダーやサポートなどの表現ができるでしょう。
ガクチカでみなさんが今から記載しようとすること、エピソードはなんでもいいと記載しました。しかし、絶対に記載して欲しいことがあります。
それは目的です。
なにかを成し遂げるために、力を入れているわけですよね。理由なく力入れていることはありますか?
ゲーム大会で優勝するから、卒業旅行を豪華にしたいから必死にアルバイトなど、必ず目的があると思います。この目的を必ず記載しましょう。
目的を記載するだけで、ストーリーもわかりやすく読み手も読みやすくなります。今回挙げた実例もESでは目的を記載しています。企業は企業理念という目的があります。目的のない行動では、説得力にかけてしまうのです。
ガクチカでは是非目的について記載してみてください。
スタジオL I C Kでは希望者の方に撮影終了後にキャリアアドバイザーによる就職相談を実施しています。就職活動に迷っていること、ES以外でも構いません。なんでもご相談ください。