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自己PRの書き方について

就職活動の初期段階で多くの学生がぶち当たる壁「自己PRの準備」。「自己PRに何を書いたらいいか分からない」「自己分析が終わっていない」という学生の方は多いのではないでしょうか。今回は、自己PRの準備方法を解説していきます。

自己PRとは

自己PRの準備は、面接を受ける際には絶対必須です。なぜなら、自己PRというのは、自己分析の内容と、その企業でどのようなことができるか、していきたいかなどの意思表明が合わさったものだからです。企業側にとって、「自己PR」は、端的にそのが学生の素質を知ることができ、その後の面接の流れをイメージしやすいため、重要な質問となり、多くの企業で一番初めに聞かれる質問となります。

自己PRの準備には自己分析が大切

実際に自己PRを準備する際には、自己分析を終えているということが必要となってきます。よって、まず自己PR作成の前に、自己分析を終えましょう。自己分析の方法は、さまざまかと思いますが、まずは自分が生まれてから、今までの人生を振り返り、①強み・弱み ②好きなこと・嫌いなこと ③今までやってきたこと・今後やりたいこと、などをリストアップしてみましょう。今現時点の状況だけでなく、過去がどうだったかなども踏まえて、それぞれの時期でリストをわけてもよさそうです。自分の人生を振り返り、自分の強みや弱みがどう変化していっただけでなく、自分の興味がどういうところからどう変化したのか、自分の人生において何が重要なのか、などを知っておくことも大切です。大きく影響を与えられた時期や変化があれば、何が原因だったかなども知っておくとよいでしょう。現在では、自己分析のヒントとなる無料ツール「AnalyzeU+(アナライズユープラス)」などもあるので、さまざまな方法を使うのもよいのではないでしょうか。

自己分析が終わったら

自分の分析が終わったら、自分がどのような人間かを再確認することで、自分の強みや弱み、自分がどのような方向からどこに向かおうとしているのか、どのような影響が強かったか、自分の人生で何がなければいけないのか、大切なことなどを知っておきましょう。過去から現在、未来の3つを線でつなぎましょう。過去に興味のあったものを考えながら、現在の自分が興味のあるものや大切なものを書き出し、今後どのような領域や場所で生きていきたいかなども考えてみましょう。また、過去に自分の人生に大きく影響を与えたものの原因を考え、どのような影響が嫌なのか、どのような影響が自分を大きく成長させたかも考えましょう。

過去、現在、未来の3つの分析を終えたら、具体的に、どのような仕事がよいかを、職種や場所、業種などを踏まえて考えてみましょう。今までの人生を踏まえて、今後はどのようなことがしていきたいかを具体的に職種などに落とし込むことによって、今後仕事を通して得られるもの、経験したことなどを考えることができます。

自己PRを作成してみましょう

具体的に仕事の職種などが決まったら、自分の強みを踏まえて自己PRを作成してみましょう。その際に、自分の強みが具体的に仕事でどう活かせるかを考えてみましょう。実際に、自己PR文を作成する際は、具体的エピソードを入れた方が説得力が増し、相手に伝わりやすいため、大学生活で経験した事例を踏まえて強みなどを表現してみましょう。例えば営業を志望する学生のPR文の例として、「自分の強みは人と打ち解けるのが早く、周りを巻き込む力があることです。大学入学時に、ボランティアサークルに入り活動を始めてから、活動の輪を広げてきました。企業に掛け合い、募金や寄付金などの活動をけてきましたが、単大学でアプローチするより他大学と共同で進めたほうが強みとなるのではと考え、他の大学のサークルにアプローチを行い、合同で活動を行った結果、前年よりも120%多くの募金を集めることができた」などが挙げられます。

希望の職種に沿った自己PR文を作成できると一番良いため、何パターンか自己PR文を作成してみて、面接の際に、どの自己PRが一番面接受けがするのかテストを繰り返しながら、面接を進めてもよいのではないでしょうか。

自己PR文は1回作成したら終了ではなく、他の学生の自己PRなどを聞いたり、面接官の反応を見たり、面接官の質問の受け答えを続ける中で、自分の本質を見出しだりなどを通して、随時ブラッシュアップしていくのがよいでしょう。

自己PRや就活でお悩みの方は、専任キャリアアドバイザーのサポートが得られる就活証明用写真スタジオLickまでお気軽にお問い合わせください。

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