他と"差"がつく就活情報

1次面接から最終面接までの道のり

多くの企業は、新卒面接の場合、1次面接から3次(最終)面接まで設定しています。同じ会社で3回も面接する必要があるのか、と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれのステージで問われることや面接する人の階級は異なってきます。では、それぞれのステージでどのようなことを見られるのか、どのような点に気を付けた方がよいのかなどを具体的に見ていきましょう。

1次面接

1次面接では、基本的なことを見られます。社会人になった際に、求められるベースの素質として「清潔感」「協調性」「コミュニケーション力」などが挙げられますが、面接を通して、現場レベルの社員が、あなたの基本的な印象を把握し、実際に一緒に働きたいかなどを審査します。清潔感やコミュニケーション能力に加え、面接官は実際に仕事がこなせるかを見ているため、面接官からの質問に真摯に対応し、前向きに明るく回答をすることが大切です。多くの人はこの点に注意することで、1次面接を通過することができるでしょう。

●見られること
清潔感
コミュニケーション能力

●面接官
現場社員

1次面接が突破しないと悩んでいる方は、面接に対して準備不足ではないかなど、基本的な部分を見直してみましょう。身だしなみや面接質問からの回答集に不自然な点がないか、回答集は十分に準備できているか、面接には意欲的に取り組めているか、面接を受ける姿勢などにも配慮できているかなど、基本的な点から細かい点まで改めて見直してみましょう。

2次面接

2次面接においては、現場責任者や人事マネージャーが面接官を務めることが多いです。自分の部下になって、「しっかり働いてくれるか」「入社の意欲は高いか」「仕事がキツイ場合でもやめないか」などを見られることが多いため、核心をついた質問を多くされることがあります。よって、将来のキャリアビジョンを聞かれたり、志望動機を深堀りされたり、学生時代の逆境を乗り越えたことを聞かれたりすることがあります。この場合も、質問に対して、前向きなエピソードを交えて積極的に回答することで、突破できるのではないでしょうか。1次面接と比較すると、かなり厳しい壁となるため、なかなかスムーズに進まないことも多いかもしれませんが、準備段階として、面接に対する回答集などを作成し、日々内容を見返しながら面接を続けていくことで、2次面接もクリアすることができるでしょう。

●見られること
入社意欲
入社後にすぐ離職しないか
ストレス耐性など

●面接官
現場責任者、人事マネージャーなど

1次面接よりもハードルが高いため、面接の準備を十分にすることはもちろんのこと、面接の回答集に対して、説得性はあるか、自分の軸とのブレはないか、会社の研究を十分にできているか、など深い部分まで再度見直してみましょう。

3次面接

3次面接は、役員面接となります。自分の会社に迎え入れても問題ない人材か、適材であるかを見られるため、今までの面接と比べると雰囲気はガラリと変わります。社内でも決定権のある人が面接官となるため、なかなか厳しい道となることは予想されます。面接官としては、自分の会社の社風や理念に合っているか、入社意欲が高く、入社後に貢献度は高いかなど、厳しい視点で見極めることでしょう。会社や希望職種へのマッチングという点で、問題はないかという視点で審査されます。よって、積極的に自分が会社の雰囲気に合うことをアピールしたり、仕事への取組み意欲を表現することが必要となってきます。面接の細かいやりとりから自分の印象まですべて審査対象となることを忘れてはいけません。可能な限り良い印象を残せるようなアピールを続けましょう。

●見られること
社風や理念に合っているか
入社意欲
入社後の貢献度など

●面接官
最終決裁者、会社役員など

最終面接を過ぎ、無事内定がもらえるまでは、気を緩めず面接に挑む必要があります。各段階で面接で問われることや、面接官の権限が違うため、どの段階での面接かを意識しながら面接準備をする必要があります。面接の準備等でお困りの際は、専任キャリアアドバイザーが常駐するStudio Lick<名古屋栄店>までお気軽にお問合せください。

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